「物理学の哲学レクチャー」の広報について(2021/09/10)
1 経緯
哲学オンラインセミナーが主催で開催する予定であった「物理学の哲学レクチャー」の参加よびかけ文として、講師である森田が、「万人が好きなもの」の例として「カツカレー」を用いました。また、セミナー幹事の遠藤が、広報の一貫として、その文面にもとづき、カツカレーの画像をあげました。
なお、現在は取り下げておりますが、当初の内容については以下で確認できます。
広報用のページ
ツイート魚拓(当該画像が添付されたツイートが表示されます)
2 問題点
広報に用いられた文面およびツイートに添付された画像がブタの肉食である「カツ」を表していることは明らかです。動物の権利にもとづく倫理的な理由、信仰する宗教などさまざまな理由から、こうした表現を避けている方々がいます。にもかかわらず、万人が好むものとしてカツカレーを例にあげること、またそれを示唆する画像を宣伝に用いることにより、「より広い範囲の聴衆に、専門的で近寄りがたいとされる物理学の哲学にふれてほしい」という本来の趣旨とは外れた広報となってしまいました。よって「カツ」の比喩およびそれを示す画像を宣伝に用いることは不適切かつ不必要だと考え、とりさげます。
3 今後の対応について
本レクチャーの開催については、より万全の体制とするために、無期限延期とします。開催時期などが決まり次第、お知らせします。
わたしたちは決して「若手」等の集団を代表するものではなく、独立組織です。しかし、既存の学術団体に対するオルタナティブとなりうる互助組織として、より広い範囲の人に参加してほしいとねがって活動しています。この目的を果たすべく、この件にかかわらず、これからもより多くの人からの意見に耳を傾けたいと思います。
どんなことでも構いません。運営への意見や要望は、Slackワークプレイスの #問い合わせや要望チャンネル にお寄せください。また、チャンネルの作成も自由に行えます。
哲学オンラインセミナー幹事
遠藤進平、三浦隼暉
運営体制変更のお知らせ(2021/04/14)
哲学オンラインセミナーでは、この度遠藤進平さんと三浦隼暉 さんを新幹事としてお迎えし、今後のセミナー運営を担って頂くことになりました。今後は5月いっぱいを目処に引き継ぎを完了し、新しい体制で運営を行っていく予定です。みなさま、ご協力よろしくお願いします。
哲学イベントカレンダー「哲カレ」のご案内 (2021/02/09)
哲学イベントカレンダー「哲カレ」が公開されました。「哲カレ」は哲学思想系の学界や研究会、その他イベントの情報をフォームに入力することによって自動で簡単にカレンダー形式で共有できるサイトです。詳細については哲カレのHPを参照してください。
運営幹事:沼尻祥太(ITエンジニア)、青木崇(一橋大学大学院博士後期過程所属)
哲カレHP:https://sites.google.com/view/philosophyeventscalender/
問い合わせ先:philocalender2021[at]gmail.com ([at]を@に変更)
主に修士・博士課程学生向けに、「研究構想発表」という枠を開設しました
主に修士・博士課程の学生を対象として、哲学オンラインセミナーでの口頭発表の機会を設けたいと思います。普段のセミナーとは異なり、一人あたりの持ち時間は1時間以内とし、回によっては複数人の方に発表していただきます。既発表のもの、及び学位論文の構想を発表するものでも構いません。院生の方への教育、及び研究支援企画なので、「この議論の整理であってるか不安」「修論・博論の構成がこれでいいのか心配」「この議論はうまくいっているだろうか」「専門家の意見を聞きたい」など、相談も含めて発表してください。ぜひご自身の研究にご活用ください。
詳細についてはこちらのページを参照してください。
報告:日本哲学会第79回臨時大会への協力報告
2020年9月20日に行われた日本哲学会第79回臨時大会にて,哲学オンラインセミナーとして開催運営に協力しました.幹事三名(五十嵐・太田・森田)に加えて,浅野将秀さん,木本周平さん,槇野沙央理さん,樽田勇樹さんにご協力いただきました.大会当日までにオンライン大会の運営方法の決定,ZOOMアカウントの管理・運営,参加者のマニュアル作成に参加しました.また,当日は,上記7名が技術スタッフとして大会の運営に助力しました.
若手研究者が専門的講義を行う『現代の哲学セミナー』事前アンケート(終了)
2020年9月20日に行われた日本哲学会第79回臨時大会にて,哲学オンラインセミナーとして開催運営に協力しました.幹事三名(五十嵐・太田・森田)に加えて,浅野将秀さん,木本周平さん,槇野沙央理さん,樽田勇樹さんにご協力いただきました.大会当日までにオンライン大会の運営方法の決定,ZOOMアカウントの管理・運営,参加者のマニュアル作成に参加しました.また,当日は,上記7名が技術スタッフとして大会の運営に助力しました.