哲学オンラインセミナー
お知らせ
次回以降のセミナー
今年の研究を振り返る会(2022年12月29日)
■日時:2022年12月29日 21時より(1–2時間程度)
■概要
今年の自身の研究や、他の人々の研究を振り返ります。参加者同士の雑談ベースの会です。会話に参加できないけど話は聞きたい、という方のご参加も歓迎いたします。
■主催:哲学オンラインセミナー
■Zoomミーティングルーム:Slackの#generalチャンネルをご覧ください。開催が近づきましたらチャンネル内でURLが公開されます。
中世法哲学研究会 講演「中世の法と教会」(2023年1月21日)
■日時:2023年1月21日 14:00–17:30
■登壇者
木場智之(東京大学大学院法学政治学研究科博士課程)
■概要
この入門的な講演では、西洋中世における〈法〉のありようについて、特に教会法および神学との関係に重点をしぼって解説する。近年の研究は、中世における法の意味、また古代のローマ法と比較した場合の特徴、さらには教会法の特殊な性格が近代法の発展にどのように寄与したのかといった論点にかんして理解を深めてきた。本講演は、このような近年の研究の主要な動向を伝えることを主な目的とする。
講演の前半では、教会法の基本事項を概観したあと、主にグラティアヌス教令集の特徴を明らかにし、それ以降の教会法令集との構造の違い、神学テクストとの関係について解説する。後半では、より各論的に、①法的責任と宗教的な罪の関係、②教会法における「特免」(dispensatio)という制度、③「教皇庁内赦院」(poenitentiaria apostolica)、④公会議主義とその十六世紀における展開、などの論点を説明する。
■参加方法
・本研究会は、主に西欧の中近世史、および哲学・神学史等に関心のある研究者および学生を主な対象としています。そのため対面での参加は、学生および研究者を優先し、一般の方々はオンラインでの受講を基本とさせていただきます。
・対面・オンラインでの参加双方にかんして、参加ご希望の方は 1月15日 までに下記の問い合わせ先に「お名前」「ご所属」を明記の上、「中世法哲学研究会参加申込」と題してメールでご連絡をください。
・zoomアドレス(参加希望者への通知したものと同じです)
https://us02web.zoom.us/j/83927554533?pwd=dTNaQ0EySGt3NHoxKzhaS2JQVHZkdz09
password:(おそらく不要ですが)171319
■参加申込・問い合わせ先
アダム・タカハシ(東洋大学文学部哲学科):adam.takahashi@gmail.com
■主催:中世法哲学研究会
■共催:哲学オンラインセミナー
第一回! 哲学オンラインセミナー・オランダ留学体験トークイベント チキチキ 和蘭陀出羽守争奪戦!(2023年3月11日)
■日時:2023年3月11日 18:30-20:30 (日本時間)
■登壇者
パネル:遠藤進平(アムステルダム大学留学・哲学的論理学)
パネル:樋口朋子(エラスムス大学ロッテルダム留学・スピノザ哲学)
パネル:安平弦司(ティルブルフ大学留学・近世オランダ宗教社会史)
パネル:山田貴裕(ユトレヒト大学留学・哲学的論理学)
司会:山田貴裕
■概要
「日本では博士課程在籍者は学生である。オランダでは博士課程在籍者は研究者である!」
オランダの学術環境は多くの点で日本と異なります。今回は、そんなオランダの地に留学した四人のパネリストが、三つのテーマについて各自の体験を語ります。遠藤進平さんはアムステルダム大学修士課程修了。樋口朋子さんはエラスムス大学ロッテルダム博士課程に、わたくし山田貴裕はユトレヒト大学修士課程を経て同博士課程に留学しています。更に今回はティルブルフ大学博士課程を修了された歴史家の安平弦司さん(歴史家ワークショップ運営委員)にお越し頂けました。これら四大学での留学体験を、(1) 渡航、(2) 定住、(3) 学問の三側面から具体的事例に即してお話しいたします。(1) いつ留学準備を始めたの? 何故オランダ? 先生にメールは送った? お金はどう用意したのか。(2) 生活水準ってどう? 病気になったらどうするの? 英語だけで充分? 差別はあるのか。(3) 教育・大学のシステムは? 留学生はどう思われているの? どんな人と出会った? ――こうした疑問にお応えいたします。留学を検討されている方は元より、海外研究者とコネクションを持ちたい・保ちたいとお考えの皆さんにとっても有益な談話会となることを企図しております。どうぞ奮ってご参加下さい。
■プログラム
司会によるイントロダクション・オランダの基礎情報、パネリスト紹介 。
テーマ 1「渡航」:留学の理由、経緯等について。
テーマ 2「定住」:生活上のエピソード等について。
テーマ 3「学問」:学問状況等について。
フロア Q&A 、パネリスト間ディスカッション。
■参加方法
哲学オンラインセミナーの Zoom ルームを使用します。以下のリンクからご登録下さい:https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYucuChrzssGtTD6VcPe1Ml_Vb5Ngv85K9L
また、本イベントの模様は録画の上、YouTube の哲学オンラインセミナーのチャンネルにて公開される予定です。
■企画:山田貴裕
参加方法
原則として、事前登録不要・無料でどなたでも参加できます(回によっては事前登録・参加料を必要とする場合があります)。
必ず事前にセミナー受講のガイドラインを参照した上で参加してください。
原則として、Zoomを用いて開催します。ミーティングの招待URLは、荒らし防止のため、直前まで公開されません。
セミナーによって、アーカイブ動画を公開するものとしないものがあります。アーカイブ化する場合は講演部分のみとし、質問等はカットします。
セミナーのテーマや関連分野に関する議論、および参加者の交流にはSlackの#議論交流用チャンネルを使用してください。
一回の参加につき500円を目安に寄付をいただけると大変助かります(任意)。寄付はこちらから。
企画・個人発表などについて
本セミナーでは、企画を随時募集中です。オーガナイズ・発表希望の方はSlackの#企画運営に投稿するか、幹事まで連絡してください。詳しくはセミナー企画・開催のガイドラインを参照してください。
発表希望の方は、こちらより申し込みを行ってください。
関連リンク
WOMEN: WOVEN:https://women-woven.philosophyonline.net/
哲学研究者を志す女性のネットワークを構築を目的として、講演・Slack運営を行っています。
哲学イベントカレンダー: https://sites.google.com/view/philosophyeventscalender/
哲学イベントカレンダー「哲カレ」では、登録されたイベント情報をカレンダー形式で閲覧することができます。本セミナーをはじめとした哲学関係のイベント・学会情報については、「哲カレ」をあわせてご利用ください。
概要
本セミナーは、Web会議システムを用いてオンライン上で開催される、哲学全般に関するセミナーです。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、多くの大学・研究機関では研究集会等の中止を余儀なくされています。これによって研究機会を奪われてしまう事態を可能な限り減らすべく、オンライン上での定期的な研究集会を企画しています。現在講演者および参加者を専門分野・所属に関わらず広く募集中です。
告知用Twitter
https://twitter.com/pos20200403
Youtubeチャンネル
Slack
本セミナーは現在Slackを用いて運営されています。本セミナーのSlackワークスペースは、セミナーの企画・開催および登録者間のコミュニケーションに使用されます。
このワークスペースには誰でも参加することができます。参加希望者は、Slack利用のガイドラインを参照した上で、ページ下部の招待リンクより登録してください。
登録や利用方法に関して質問・問題がある場合は幹事まで連絡してください。
登録者数 1400名 (2022年2月18日現在)
支援のお願い
セミナーの運営および若手研究者支援のための資金を寄付・クラウドファンディングにて支援していただいています。
【都度寄付】https://congrant.com/project/philosophyonline/2321
⇒ セミナーへの参加ごとに500円を目安に寄付をお願いしています(必須ではありません)。
【継続支援】https://community.camp-fire.jp/projects/view/301468
⇒ 月額500円もしくは1500円で継続的な支援をお願いしています。HPへのクレジット掲載付きのリターンを選択された方のお名前はこちらに掲載させていただきます。ご支援頂き大変ありがとうございます。
研究者支援
研究構想発表
主に修士・博士課程の学生を対象とした教育および研究支援制度です。持ち時間は一時間以内、主に土曜日の開催を予定しています。詳細についてはこちらのページを参照してください。
質問箱
このSlackワークスペース内には、哲学研究者を目指している人や、哲学を学びたい・学んでいる人向けに#質問箱を開設しています。このチャンネルでは、進路や勉強についての疑問や悩みに現役の哲学研究者が回答します。相談室を利用したい場合は上述のリンクから参加登録をした上で、チャンネルに参加してください。
機材購入費助成制度
当セミナーでは、若手研究者支援の一環として、オンラインセミナーに用いるための機材購入費助成制度を発足しました。この助成制度は、クラウドファンディングの支援金を予算として運営されています。詳細については以下のページを参照してください。
ガイドライン
Slackおよびオンラインセミナー参加にあたってのガイドラインです。各自確認の上参加してください。質問等あればSlackにて質問するか、幹事にメールしてください。
連絡先
問い合わせはSlackの #問い合わせや要望 チャンネルにお願いいたします。Slackに入れないなど特別な事情がある場合のみ、以下のアドレスからご連絡ください。
info[at]philosophyonline.net
※ 少人数・ボランティアで運営を行っていますので、お問い合わせの返答にお時間をいただくことがあります。ご了承ください。※ 開催を予定しているセミナーの取材については、オーガナイザー・講演者に直接許可を取った上で、通常の参加者と同様にご参加ください。幹事への問い合わせは必要ありません。
幹事
遠藤進平
三浦隼暉
幹事補佐
五十嵐涼介
森田紘平
企画協力
長門裕介
槇野沙央理
加地翔太
代表 :五十嵐涼介
所在地:〒606-8501 京都府京都市左京区吉田本町 京都大学大学院 文学研究科 哲学研究室
電話番号:080-1846-6717
- ご連絡の際はSlackでお願いします。電話よりも、Slackに書き込んでいただいた方が迅速に対応できます。
Slackに入れないなど特別な事情がある場合のみ、メールでご連絡ください。
- 郵便等の送付は可能な限り遠慮していただくようお願いします。もしどうしても送付しなければならない事情がある場合は、事前にご連絡ください。